くいしん坊 飲食コンサルタントの日々

中小企業診断士・調理師。元料理人であり、ファーストフードから居酒屋、フレンチ、学校給食まであらゆる飲食業を経験している飲食コンサルタント、羽石欣司の日々をつづります。少しでもお役に立てる情報が提供できれば幸いです。

学びはどこにでもある

先日、給食センターの現場時代にお世話になった方が退職されるということで、送別会に参加しました。

 

その方は勤続ウン十年という、会社の鑑みたいな方です。自分もいろいろと学ばせていただきました。

 

私はフレンチ等の洋食調理を経て給食センターで働いたのですが、正直言うと初めはナメてました、、はい。

なんかイメージ的に、オジサンたちがテキトーに調理してるみたいな(ちゃんとやっている方々、本当にごめんなさい!)。

 

がしかし、全くそんなことは無く、実際は真剣勝負なんです!

私が関わってきた仕事の中で、最も自分の能力を高めてくれたといっても過言ではありません。仕事だけではなく人生においてです。

 

1つ例えると、給食というのは作ってから学校に配送するという工程になるのですが、この配送時間がきっちり決められているので、その時間までに何千・何万食という給食を完成させなければなりません。

 

だったら早めに仕掛けて作ればいいじゃんと思うのですが、学校給食の管理基準で「調理後2時間以内に喫食できるようにしなさい」みたいなシバリがあるんですね。

ハッキリ言ってドSです・・・

レストランの料理であれば、提供が少し遅れるとか客数をコントロールするとかできますが、そんなこと通用しません。

 

なので、いかに今いる何十人という人手を割り振って、短時間で提供できるように段取りをつけるか。この緊張感がたまらなかった笑。

 

これは一例ですが、他にも多くの学びがありました。

人に関することやお金に関することやいろいろと。

 

引退されるYさん、長年お疲れさまでした。また、いろいろ勉強させていただきありがとうございました。また相談にのっていただけるとありがたいです。

 

羽石